Part 2: 開発ツール基礎Git
Git
バージョン管理の基礎から実践まで
Git — バージョン管理システムの基礎
Git は、世界中のエンジニアが日々使用しているバージョン管理システムです。コードの変更履歴を記録し、複数人でのチーム開発を安全に進めることができます。
「バージョン管理」と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、本質はシンプルです。**「ファイルの変更を記録し、いつでも過去の状態に戻せるようにする仕組み」**です。
Git を学ぶ前に知っておきたいこと
Git がないとどうなるか?
Git を使わずに複数人で開発するとどうなるか想像してみてください。
report_v1.docx、report_v2.docx、report_最終.docx、report_最終_確認済み.docx... というファイルが乱立する- 誰かが変更したファイルを上書きしてしまい、作業が消える
- 「あの機能、先週まで動いていたのにどこで壊れたのか分からない」
Git はこれらの問題をすべて解決します。
Git がソフトウェア開発に必須な理由
このセクションで学ぶこと
| 章 | タイトル | 学習内容 |
|---|---|---|
| 概念編 | Git 入門(概念編) | バージョン管理の必要性、リポジトリ・コミット・ブランチの基本概念 |
| 実践編 | Git 入門(実践編) | init / add / commit / log / diff を実際に手を動かして習得 |
| ブランチ運用 | ブランチ運用 | ブランチの作成・マージ・コンフリクト解消・チーム運用戦略 |
学習の進め方
- まず「概念編」でGitの考え方を理解する
- 「実践編」でターミナルからコマンドを実際に打ってみる
- 「ブランチ運用」でチーム開発のワークフローを学ぶ
概念を理解してからコマンドを打つと、「なぜこのコマンドを使うのか」が分かり、格段に覚えやすくなります。
前提知識: この章ではターミナルの基本操作(
ls、cd、mkdir、touchなど)を理解していることを前提とします。まだ不安な方は Part 1 のターミナル基礎を先に学んでください。