Part 5: AI × 開発 実践AI で機能を実装する
AI で機能を実装する
Copilot と Claude Code を使った実践的な機能実装
AI ツールを使って実際に機能を実装する方法を学びます。 要件からコードへの変換、テスト駆動開発、Issue 駆動開発まで、実務レベルのワークフローを習得します。
なぜ AI 支援の実装が重要なのか
従来の開発フローでは、要件定義からコード実装までの間に多くの「翻訳コスト」が発生していました。仕様書を読み込み、既存コードを調査し、どこに何を書くかを考え、実際に手を動かす——これらのステップをすべて自力でこなす必要がありました。
AI ツールはこの翻訳コストを劇的に削減します。特に以下の領域で威力を発揮します。
- 定型コードの自動生成: CRUD 操作、バリデーション、型定義など、パターンが決まっているコードはほぼ自動化できる
- 既存コードへの理解支援: 「このファイルは何をしているか」を即座に説明してもらえる
- リファクタリングの提案: より良い設計への誘導を AI に依頼できる
- エラーの原因調査と修正: スタックトレースを渡すだけで原因候補を絞り込める
AI 支援実装の全体像
このセクションで学ぶこと
Chapter 26: Copilot で機能を実装する
GitHub Copilot を使い、エディタ上でコードを補完・生成する方法を学びます。
- 要件をコードに変換するプロンプト技法
- テスト駆動開発 (TDD) with Copilot
- 段階的な実装指示のテクニック
- 複数ファイルにまたがる実装
Chapter 27: Claude Code で機能を実装する
Claude Code を使い、計画から実装・検証まで一気通貫で進める方法を学びます。
- 計画 → 実装 → 検証のワークフロー
- Issue 駆動開発との組み合わせ
- サブエージェントで調査を並列化
- 複雑な機能の分割実装
ツール選択の指針
| シーン | 推奨ツール | 理由 |
|---|---|---|
| エディタ上でリアルタイムに補完したい | Copilot | インライン補完が強力 |
| 複数ファイルにまたがる大きな変更 | Claude Code | コンテキスト管理が優れている |
| 既存コードの解析・リファクタリング | Claude Code | ファイル全体を読み込める |
| 小さな関数・スニペットの生成 | Copilot | 素早く補完できる |
| 要件から設計まで一緒に考えたい | Claude Code | 対話的に深掘りできる |
両ツールを使い分けることで、開発効率が大きく向上します。